FAIRDALE乗りの日本二周目記

自転車で巡る日本旅記録

15日目 中泊→浅虫 準備が功を奏した

朝、ホトトギスの鳴き声が聞こえて目が覚める

今までよりずっと人の少ない朝の道の駅

撤収を済ませて8時ちょっと前に出発f:id:zwauth325:20210628223105j:image

竜飛崎まで近いようでちょっと遠い


f:id:zwauth325:20210628223405j:image

走り始めて6キロ

標識の勾配表示は12%

ついに始まる


f:id:zwauth325:20210628223537j:image


f:id:zwauth325:20210628223553j:image


f:id:zwauth325:20210628223608j:image


f:id:zwauth325:20210628223627j:image

ギアを1番軽いものにして一定スピードを保つ

鼻歌でも歌えるような余裕を残すよう努めながら

鳥の鳴き声と自転車の駆動音と自分の息づかい、時々自動車が通り過ぎる以外はとても静かな時間が続く

 

スタートから1時間40分


f:id:zwauth325:20210628224120j:image


f:id:zwauth325:20210628224141j:image

頂上の展望台に到着し、登ってきた道のりを眺める


f:id:zwauth325:20210628224233j:image


f:id:zwauth325:20210628224254j:image

一度も自転車から降りずに登頂

前日2日間の準備が功を奏しました

やっぱり12日目のようなヘロヘロ状態を思うと定期的な休養ホント大事ですね

痛感しました

 

展望台から岬手前まで下り坂

貯めてきた位置エネルギーを一気に放出

 


f:id:zwauth325:20210628224850j:image

竜飛崎

f:id:zwauth325:20210628224950j:image

天気も快晴

そして岬の少し先


f:id:zwauth325:20210628225037j:image


f:id:zwauth325:20210628225052j:image

日本唯一の階段国道

車両が通れない階段を降りた先、また舗装道路の道に繋がります


f:id:zwauth325:20210628225224j:image


f:id:zwauth325:20210628225239j:image

風景を堪能後近くの店で小腹を満たす


f:id:zwauth325:20210628225324j:image

日が暑くても汗の染みた体に風が吹いて冷える、よっておでんも美味しくいただける

 


f:id:zwauth325:20210628225545j:image

大体の人は知ってる津軽海峡冬景色の歌詞

赤いボタンを押すと歌が流れる

旅に一番馴染み深い演歌ではなかろうか

 


f:id:zwauth325:20210628225750j:image

トイレの後と道路の間

車で路上販売をしている名物おばあちゃん

10年以上竜飛崎でこの仕事をしている

「竜飛崎が晴れる日は少ないから今日快晴の時に来れたあんたはラッキーだよ!」

「お天道様は泣かせ続けでもくれないし笑わせ続けてもくれない。七転八倒、バラ色の人生じゃ駄目だよ」

 

とても年季のこもった声援を自分の肩を叩きながらくれました


f:id:zwauth325:20210628231537j:image

折角だからキーホルダー買いました

 

1時間程滞在してから午後からは青森市方面に向かう


f:id:zwauth325:20210628232052j:image

途中青函トンネルから出入りする新幹線を展望出来るスポットがあったので立ち寄ると日本一周ライダーがいた


f:id:zwauth325:20210628232016j:image

 

岐阜出発で2ヶ月

本州東を巡り終わり北海道へ行く途中らしい

近くのスポットの事を教えあいながら北海道のどこかで鉢合わせするかもなー、なんてことを話した


f:id:zwauth325:20210628232358j:image

のどかながらも日の照るなか途中バイパスに入り


f:id:zwauth325:20210628232515j:image

青森市に入る

 

街中に入り青森駅近く、時刻15時過ぎ

昼食を軽めにしていて空腹に

青森のB級グルメを食べるためだ
f:id:zwauth325:20210628232547j:image

味噌カレー牛乳ラーメン

3要素とも味の濃いスープ材料

飲んでみると味噌とカレーどちらも強すぎず弱すぎず牛乳でマイルドになる

絶妙なバランス

チャーシューは過度な味付けがなされず噛めば噛むほど肉の味

そして並盛りだけどボリュームはやや大盛気味

昼食軽めで我慢していてよかった

 

青森街中から東へ15キロ程

今日ば浅虫温泉でお終い

道の駅の駐車場端に自転車を置き

時間多めに温泉に入り休憩室で休む

 

19時過ぎ自転車の所に戻ると


f:id:zwauth325:20210628233952j:image

リアのキャリアバッグの上に見知らぬお菓子が3つ

誰かが看板を見て置いていったようだ

もうどこかに行ってしまった

自転車旅は自身がエンジン故食べるものが多くても事欠かない

とてもありがたいのにお礼が言えない…

 

お菓子の前で密かに手を合わせ、心の中でお礼を述べる

 

ありがとうございます

美味しく頂きます

 

津軽半島を走り終え、次は下北半島へ向かうことになります

段々と北海道進出が近づいてきました